せーなの話

日記と作詞とひとりごと

作詞[僕だけのbadend]

ヒロインにはヒーローしか
近づいちゃいけないという
暗黙の了解を知らなかった僕の負けだ
過ごしてきた年月とか
本当の意味でのヒーローかとか
そんなことは君のストーリー上 関係ないらしいね

両思いだったはずなのに
勘違いが波乱を呼んで
あっという間に悪者になる
間違いだったなんてあの頃には知る術もなく

僕だけのbadend
火花散るbadend
君の視線は もう二度と僕には 戻らない

こんなはずじゃなかったって
何度も思ったところで
口に出したらきっとただの言い訳
正直に話して同情を買ったヒーローになりたかった なれなかった僕は無口なサブキャラ
物語から次第にフェードアウトさ

ヒーロー特有の
誰かのための秘密の行動を
怪しんだことが災いだった
すべては君の笑顔を守るためだったのにな

僕だけのbadend
桜散るbadend
君のストーリーの序章で僕は消えていく

僕と君の
アナザーストーリーを描いてよ
たった1日分でいいからさ
僕が君のヒーローだった世界線
幸せなのかを知りたいんだ

僕だけのbadend
火花散るbadend
君の視線は もう二度と僕には 戻らない
僕だけのbadend
桜散るbadend
君のストーリーの序章で僕は消えていく
君のhappy endをそっと祈っている