せーなの話

日記と作詞とひとりごと

作詞[クリスマス]

(去年のクリスマスイヴに書いた詞。サークルのために片道2時間半かけて移動している時に、出かけるカップルを何組も見た。街はクリスマスの空気。クリスマスだからってなんだ、という気持ちを込めて書いた去年の私。)

 

テーマパークへの電車は

男女ペアの集団

一歩外に出れば

ひとりぼっちみたい

 


好きで1人で過ごしてるのに

まるでひとりぼっちみたい

好きで1人でいるだけなのに

寂しい人だと思われてる錯覚

 


これも全部クリスマスのせい

名前がつくから記念日みたいになって

忘れられない

クリスマスのせい

クリスマスなんて

 


誰もこっちを見てはいない

見えるのは隣の人だけ

それはそれで寂しいような

面倒くさいやつになる

 


帰り道

1人でイルミネーションを見て

ケーキを買って

クリスマスに予定はない

あるのは用事だけ

 


思い出しちゃう

楽しかったことより悲しかった方を

クリスマスのせい

全部全部

1人でいる夜は珍しくないのに

寂しいのはクリスマスのせい