なぜだろう
いつも上とばかり比べてる
たまには下を見て 優越感にでも浸ればいいのに
「あともうちょっとじゃない」
「もう少し頑張ってみなよ」
その“少し”がどれだけしんどいことか
ただ好きなことをして
今の自分が楽しければいい
私が幸せなことを幸せに思ってくれる人たちに
看取られたい
誰も好きになれなくて
自分しか見ないようにしていたら
自己嫌悪に好かれて
この人生の辞め方がわからない
「そこでやめたらもったいない」
「今まで頑張ってきたのに」
過去の私に謝ればいいだけだから
ずっと胸が苦しい
悲しませたくない人を苦しめているという罪悪感
この苦しさがいっそ恋ならいいのに
やっと逃げ方を覚えても
本当のことなんて誰にも言えなくて
本当でも嘘でもない話をしている
言い訳だなんて言われても
そんなことないって私だって言いたいよ