せーなの話

日記と作詞とひとりごと

1stにうそんぐず『今日もまた夢を見る』

したいことはたくさんあった。でも、できないこともある。諦めることを知っていった。

年をとるにつれて、諦めることが増えていった。諦めきれないことでも、「粘り強い」んじゃなくて「諦めが悪い」なんて表現に変えて、自分を否定していった。

そして、諦めることに慣れてしまった。

「苦しむくらいなら、はじめから諦めてしまおう」

いつしか、したいことなんて何もなくなっていた。無気力。何かをするのが好きっていう気持ちもわからなくなった。

心が沈んだ時は、「どうして生きているのだろう」と考え、生きる意味を探してしまう。でも、その答えなんて見つからない。

生きる意味なんてそもそも誰にもないとわかっている。探すことなど無意味だと知っている。

ただ、生きたいと思える理由がほしかった。何者かになりたかった。

私は再び夢を見る。傷つくことを恐れながら、時々立ち止まりながら、時には誰かの肩を借りながら。

私がまだ生きたいと思えるように、私は生きていくのだろう。

 

1. I want

2. サンクコスト

3. 何者にもなれない(サビ歌あり)

4. セルフメディケーション(サビ歌あり)

5. 頑張れと言ってほしい時