せーなの話

日記と作詞とひとりごと

作詞[頑張れと言ってほしい時]

意味のないことばかり考えて

意味のないことばかりしている

どうせ誰にも期待されてない

 

励ましてくれるはずの歌が

綺麗事にしか聞こえなかった

心が汚れていくのを感じて

耳を塞いでいた

 

頑張れなんて言葉 必要ないと思っていた

誰しもすでに頑張っているから

でも今は 頑張れと言ってほしい

背中を押してほしい

私の未来を応援してほしい

 

1人じゃ心細くて

頑張りたいという気持ちだけが先走る

誰にもこの気持ちはわからない

 

私が植えた種

芽を出すまで誰にも言えなかった

まだ蕾だってつけてないけど

きっと「頑張れ」の一言で咲く

 

誰かの言葉なんて 必要ないと思っていた

孤独は私を裏切らないから

でも今は 頑張れと言ってほしい

味方でいてほしい

私の心を温めてほしい

 

「頑張れ 頑張って 応援している

 無責任な一言

 でも 他でもない これは期待

 信じているから

 君ならできる」

 

 

【コメント】

「頑張れ」という言葉は負担だと思っていました。応援しているっていうのはわかりますが、頑張っていないと言われている気にもなってしまいました。ただ応援するだけの応援ソングは寄り添ってくれておらず冷たい、独りよがりの歌に聞こえてしまいました。

でも、時には「頑張れ」って応援されたくなる時があります。応援されて嬉しい時があると知りました。信じてくれている、味方になってくれている、そんな気がしました。

「気持ちわかるよ」とか「ずっとそばにいるよ」とか「転んでも立ち上がれ」とかそんな言葉よりも、無責任ってお互いにわかった状態でいいから「頑張れ」っていう一言がほしい時があります。今までの歩みなんて一つも知らなくてもいいから「頑張れ」って一言に期待を込めてくれたらそれだけで十分な時があります。